廃線を行く(2) 近代化遺産周遊ルート 旧北陸本線敦賀から今庄 杉津線

令和2年(2020)3月6日(金)

 つづかれまして、
 敦賀から今庄までの廃線跡です。近代化遺産周遊ルートです。

 敦賀から山の方に476号を走って行きます。
 しばらく山を登って行くと急に右へ曲がり砕石場??みたいなのが見えてきます。
そこの左側に樫曲トンネルがあります。 
 樫曲トンネルを残すために車道を曲げて作ったようです。トンネルは歩道として使われています。
道路はトンネルを避けるように大きく右に曲がっています


こんな感じで照明が付いています

中に入ると照明が点きます メッチャいい感じ

 次々進んで行きます

新保駅跡 記念碑があります ホームとかは残っていません


 駅跡を過ぎるとしばらく道なりに進んで行きます。ひと山を越えたくらいのカーブの途中に接道している道に”近代化遺産周遊ルート”の看板が出ています。その道に入るとあとは道なりに進んで行きさえすれば今庄まで行けます。
 単線だったので道幅は狭いです。
 トンネルの幅は機関車が通る幅なのでトンネル内で車の行き違いはできません。
 距離のあるトンネルは信号が付いています。
 幅が狭く感じるので敦賀に置いてある機関車の幅を覚えておきました。測るとトンネルの方が広かったです。
 トンネルが続きます。しばらく進むと北陸自動車道の海側を走るようになります。海が見えていい感じです。
 以下通過する順にトンネルの入り口を撮っています。同じような感じなので一個飛んでるとかあるかもです。

信号付き 高さ制限付き










北陸道杉津SAの海側を高速道路と並行して走ります 景色いいです


トンネルとの距離が短い所もあります

またまた信号付き
信号が付いてなくてもトンネル内で行き違いできないので、トンネルに入る時は反対側から車が来ていないか確認する必要があります。また、車が進入していれば待つ必要があります。自転車や歩きの場合、ライトを点けて車に存在を知らせる必要があります。

 天井から地下水がポタポタあるいはバシャバシャ降ってくる所があります。当然その付近の道はびちゃびちゃです。自転車なら泥除けかポンチョを被るのがいいでしょう。

 山中スイッチバック
 山岳鉄道につきもののスイッチバック



 どうやら進む方向が反対になるスイッチバックではないようですが、急こう配ならではの施設。盛り上がります。

 鉄道だと1,000分の25は急こう配なんでしょうが、2.5%です。サイクリングだと急坂はありませんが、ゆるい坂は長いです。平坦基調のルートでゆっくり走れますね。


 少し行くと山中信号場




  すれ違いようの施設のようです。
  今は廃線になり通る人もほとんどいないけど、活気のある路線だったんですね。


 しばらく行くと駅跡 プラットホームが残っています。
 この駅跡のすぐ横に一軒家があります。
 こんな山奥にポツンと一軒家。だけど駅から徒歩一分内の駅ちか。なんかの番組みたい。





 近くにはこんな看板も



 大桐駅跡からしばらく進むと現役の北陸本線が現れます。
 

 これで廃線の旅も終わりとなります。

 今庄宿の端っこに出ます。
 今庄と言えばスキーのイメージしかなかったのですが、宿場町でした。
 南越前まで来てしまいました。

北陸本線 サンダーバードも走ってます
そばが有名らしいので今度また行こうと。

 あちこち立ち寄ったりしていたので、5時過ぎになりました。
 一般道で戻ると何時に家に着くのかわからないので、今庄ICから高速で帰りました。
 行きはずいぶん時間かかったのに、帰りは2時間。

 廃線の旅 良かったです

 おしまい

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