宗祖法然上人立教開宗八百五十年記念 大授戒会 総本山光明寺にて
このたび大授戒会に参加してきました
配られた資料を見ると、”仏教の憲法といわれる戒法を授かる大切な相伝です。お授戒をお受けになり、み仏の弟子となり、明るく、浄く、和やかに楽しい日暮らしをしていただきたく存じます。(大部分省略)”と書いてある。 えらいことや😆 み仏の弟子になるのか😦 楽しい日暮らしは希望しますが、み仏の弟子になって日々修行に励むのはあんまり和やかでないな😅。 毎年とか定期的に行われるものではない。 行ける日だけの参加でも良い👏。 全部行かなくても良い👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏。 とりあえず参加で返事しとこ。
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正親町天皇公認 1563 |
参加としたものの当日行くか行かないか迷っていた。 光明寺まではちょっと遠い。 通いにくい。 そんな折、Youtubeでエイリアンインタビューという動画を視た。UFOが墜落し、生き延びていたエイリアンに米軍の女性隊員がインタビューをしたおとぎ話。 エイリアン曰く、地球は牢獄惑星。(えっ ひょとして自分は罪人なのか?) われわれは、IS-BEという精神体で時間を持たない創造を求める存在(ややこしいので魂ということで)であり死なない。肉体(容器)に魂を埋め込み地上に放つ。やがて死を迎え肉体から魂が離れると魂は回収され催眠装置にかけられ記憶をすべて忘れさせられ、ふたたび肉体に入れられ地上に放たれる。自分が不滅の存在であることを忘れ、思い出すことなく人生を繰り返す。(輪廻転生のことなのか?) この地球監獄を脱出したのは仏陀と老子だという。 仏陀はその方法を後世に残したが長い歴史の中で改ざんされたり失われたそうだ。 (コラー ちゃんと残しとけよ😠) 米国での話なのにイエスキリストではなく仏陀が出てきているのが興味深い。 仏陀といえば仏教じゃありませんか。 迷ってる時にこんな内容の物語を観るということは呼ばれてる?
授戒会に参加した人は参加して良かったと言っている。 そりゃあ行った方がいいで! せっかくの機会やから行くべきやで! 次行けるかどうかわからんのに行かんでどうすんねん! などなどのご意見を頂戴しました。
よし、行こう。 仕事は休んだらいいねん。 どうせなら皆勤賞を目指そう。
戒は伝戒師から授けていただきます。総本山光明寺の御法主猊下さまが務められます。第八十八世法主 大僧正 香空教英大法尼 さまです。お年を召しておられます。 すごい偉い方なんだ位しかわからないけどものすごい方なんだと。そのほかにも説教を行う説戒師さんや進行役MC&解説者の垂戒師さん。法要を行う僧侶の方々 たくさんの人達のもと進んでいきました。
さてさて、1日目です。 初日で参加者は多かったです。
参加者確認のあと御影堂に移動して法要、儀式と説戒がはじまります。進行役の方がこれから行うことを説明してくださいます。時にお笑いを入れて的確かつ丁寧な説明でよく理解できました。 参加者の皆さんに随分気を使っておられました。 たくさんの人数でのお坊さんの読経や鐘の音はメディアで視るものとは全くの別物です。 説戒師さんのお話は良かったです。 小難しいい仏教の話ばかりをするのではなく、ゆっくりとわかりやすく柔らかな口調で身近な話題を交えてお話を進めていかれました。1日中お堂の中で過ごすことなど今まで一度もなかったしずっと椅子に座っている上に緊張感が重なり、1日目が一番しんどかったです。
2日目の参加者は昨日と比べて少ないです。今日のメインイベントは剃度式です。仏弟子になるために髪の毛を剃るのです。 頭ツルツルになるのがいやで参加者が少ないんですかね😁? 残り少ない髪の毛とも今日でサヨナラか😂てなことはなく、剃刀を頭に当てるだけでした。 伝戒師さまの前に出て、参加者全員が受けます。 午後は説戒です。 説戒師さんも緊張が取れてきた感がありより滑らかに聞こえます。
4日目は授戒会のメインイベント 廬舎那如来さまから放たれた「戒体」が相伝され伝戒師さまから届けていただきます。 儀式についてはいつものごとく丁寧かつ分かりやすい説明があり滞りなく終わりました。今思うと進行ほか実によく練られてました。2日目以降は参加者全員が順番に移動したりするのですが誰一人として秩序を乱す人はいませんでした。伝戒師さまは相当疲れておられるはずです。 やっぱり普通とは違う特別な方なんだと感じました。 仏弟子として伝承されたことを証する戒名2文字が授けられました。
蓮華台の上に座って伝戒様ほか多くの僧侶から祝福を受けました。これですべての儀式が終わりました。 やれやれです。
5日目はお世話になった方々に感謝とお礼の日で午前中で終わります。 昨日は何も感じないし何も思わなかったのですが、今日は妙に体が軽いです。気分がいいです。
大僧正さま、説教をされる説戒師さまや進行&解説をされる垂戒師さまや法要を行う多くの僧侶の方々弁当を作ってくださった方、携わられたすべての方々ありがとうございました。 そして、一緒に参加されていた方々もありがとうございました。
さてさて、大授戒会を終え自身に問うてみる。
問:行った甲斐はあったか? 答:おおいにあった!
今まで偉い人達の人生訓などを見聞きしても、その場では感心するが心の奥底には届かない。かすり傷を受けた感じ。今は(その内容や人によりますが)素直に受け入れられる気がします。 今までの罪もチャラになったので、これからは気を付けて日々生活することとします。 人生終わりに向けての活動の一つのつもりでしたが、これから生きていくための会でした。 今までより活発に動け、先が開けた気がします。
もし参加されるなら、5日間すべて出席されることを強く強くお薦めします。
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