第14回山岳グランフォンドin吉野 走りませんから!
グランフォンド吉野のお手伝いに行ってきました。
備忘録的に 長いです
コースは3つ
ショートコース 約89㎞ 獲得標高約1280m スタート9:00
初心者向け ← このネーミングに偽りあり。初心者はムリ。
ロングコース 約158㎞ 獲得標高約2980m スタート6:30
スーパーロングコース 約210㎞ 獲得標高約4300m スタート6:00
どのコースも17:00までにゴールすれば完走です。
スーパーロング、(練習すれば)距離だけなら走れそうな気もしないこともないのだが、
道幅が狭いからコースアウトは谷底まっしぐら🏥🚁
土砂が流れ出ているからとっても😄こけやすいのよ🚑
尖った石✂があちこちに落ちていているからあっさりパンク💥 チューブ2、3本は必須
日陰は苔ってるからすってんころりんよく滑る⛸
登りは勾配がキツイ💦(坂嫌い) 長い下りは気を抜けない😜
グレーチングとか歯抜け(道路管理者ちゃんと管理せいよ)
HCとは世界が違う
参加者に妙に媚びない。走り切ってみろ! 的なコース設定
なんちゃってチャリだー🙋の自分にはとてもムリ 無理 むり 。
大会前日 7月1日(土)
レンタカー屋さんに行きワンボックスを借りる。集合時間は10時。この車は大会本部からエイド等に物資を運ぶのに使います。
以前はモット早い時間に集合して、何班かに分かれて、コース上の交差点付近に曲がる方向を示す矢印の案内版やエイドや給水所までの距離を示す看板を付けに廻ってました。途中適当に昼飯を食べて夕方までに戻ります。この作業ものすごくきつかったのですが、回を重ねるごとに改善されてきて看板付けの作業は(外注?され)なくなり楽になりました。
地図を読み解く力を試す意味もあって矢印看板は辞めようかて時もありましたが、なんせ携帯圏外の山奥を走るコース。コース間違い→遭難→死亡→大事件→来年から大会中止 となると大変なので続けているのかも?しれません。
集合場所に到着 駐車場もガラガラ 平和~ |
集合後本部の設営にかかります。受付の準備やテント立てなど。
今回サイクルスタンドを地元の森林組合にお願いして41個作って頂いたそうで、ペンキ塗りに加わりました。なんと吉野杉のサイクルラックだよん。
防腐のため透明のペンキを塗ります |
大会中ラックは、スタート場所や各エイドにスタンドを置きます。大会後半分は、コース上の町村に寄付しサイクリストが立ち寄りそうな所に設置してもらうそうです。残り半分は吉野町の旅館などに設置してもらいサイクリストに優しい宿とかで観光PRに一役かってもらえればだそうです。
ペンキ塗りを終えて駐車場に戻るとテントとかも立ってます。
昼食後更に作業は続きます
サイクルラック組み立て |
スタート フィニッシュ |
インタビュー幕? |
エイドでは地元の名物が出てますが、地元で採れないバナナ・パン・オレンジなど到着~
すごい量です🍌 |
各エイドや給水所に向かうワンボックス🚚に設営に必要な水や食料、机などを積み込んで1日目は終了。
そして場所取り
スタッフは指定された宿に向かいます。宿代は主催者負担。めちゃくちゃ疲れた。
風呂♨に入って、夕食。アルコール🍺も入ってワイワイガヤガヤ。おっさんバッカリ。
自転車話に花が咲く。
参加受付があるため4時に本部集合だから早起きしないといけないんだけど・・・ 疲れているのに眠れない・・・・
大会当日 7月2日(日)
完璧 寝不足
朝食は宿でおにぎり🍙をもらって出てきて、各自時間が空いている時に食べる。
続々と参加者がやってくる🚗 |
夜明け🌄 |
そして場所取り
スタート直後の平坦な所で落車が相次ぎ、出発後すぐにリタイヤが続出したため、10秒おきに2名づつの出発になった。人数が多いので最初と最後では時間が開くので場所取りが始まる。
スタート前のセレモニー
えらいさんの話に続き
ゲストライダー 三船氏 |
安全祈願 ほら貝 |
スーパーロングの面々 |
駐車場が満車のためショート参加の車が入れない。急きょ吉野神宮の駐車場に誘導することになり移動。吉野神宮の駐車場から本部まではちょっと距離があるし登りです。参加を考えている人は早い目に来た方がいいですよ。
おかげで休憩時間は、昼飯+20分だけになったやないけ~💢 昼寝しようとおもてたのに寝れへんやないか~
9時少し前に本部に戻り、ショートの出発を見送る。ショートコースが走ってこないスタート地点に近い給水所の人は、選手が走り去ったので戻って来ている。が、わたくしめはこれから出発。
本日のメインは丹生川上神社で振り分け業務。
何をするかというと、スーパーロングコースには3ヶ所関門がありまして時間内に関門に到着しないと失格になります。DNFです。どえらい山の上にある足の郷で足切りになった人を丹生川上で待ちかまえショートカットでお帰り頂くことを伝える役目です。足の郷は人が住んでいないので電気水道などありません、当然携帯は圏外なので衛星電話を設置して連絡を取りあいます。
只今関門通過中 |
川上はショートコースの通過地点でもあります。ショートコースの出発を見送った後、車で川上に向かったが、到着した時にはすでに数人が通過していた。はやいな~。
ショートコースは足切りがないので、仕事は誘導だけです。続々と通過。がんばれ~
ショートコースの最後尾が通過するとスーパーロングの先頭が来るまで休憩です。
スーパーロング到着予想は12時40分。スタートから約160㎞地点です。
ショート最終通過後、昼飯を食べる。おにぎりと柿の葉寿司とあんぱんジャムパンが支給される。昼食を食べ終わると足の郷の関門から先頭がこちらに向かったと連絡がきた。
11時59分川上を先頭通過。速い、早すぎ! 予想より40分近く早い。 しかもロードじゃなくてマウンテン どないなっとんねん????
足の郷の関門は14時です。14時までに山から下りて来た人は、通過人数のカウントはするもののフリーパスで通過してもらいます。足の郷から川上まで15~20分かかります。
女性の方が泥まみれで来られました。ジャージが破れています。擦り傷を負っておられます。血いっぱい出てます。美人です。消毒液はないですか?エイドまであと何キロですか?と尋ねられたので、救急箱がここにあることを説明すると、女性は水道で傷口の砂を洗い流して消毒液をかけてでっかい絆創膏を貼って、何かあった?みたいな雰囲気で普通に走っていかれました。凄いなぁ。 僕ちゃんなら”え~ん”て泣いてリタイヤしてます。
こんなこともスーパーロングコースならではと思います。
14時を過ぎると足の郷から最終通過者の番号と通過時間の連絡が来ます。その後足切りの人の番号の連絡がきます。念のため14時10分を過ぎて到着した選手の方は止めて確認します。距離があるので川上に到着した時に足切りの人が最終通過者を追い越していることも考えられるので慎重に確認します。
足切りの人たちが到着しました。
ショートカットのルートを書いた地図を渡し説明します。
スーパーロングに出ようかというスーパーサイヤな方々ばかりです。
足切りされてもコースが悪いとかなんだかんだとかと言って人のせいにしたり、文句を言ってくってかかって来る人などいません。残念そうでしたが、すがすがしくてちょっとカッコ良かったです。(拍手拍手) 次は完走して下さいね。
店をたたんで本部に帰ります。走っている選手を車で抜いて帰ります。
がんばってや~ ゴールはもうすぐだよ
本部に着いて一息ついたら、ゴール手間で旗降って”おつかれさま”コールしてました。
スーパーロングの人は、川上で通過した人達です。他の人もスタートの時見送った方々です。
みなさん完走おめでとうございます。
さてさて大会も終了すると片づけが待ってます。
以前は、最終選手の後を付いて行って看板とかを外しながら帰って来る人を待ってワンボックスに荷物を積み込んだり掃除をしたりして21時頃現地解散でした。現地解散してから資材を保管している所まで戻って来て、ワンボックスから資材を降ろしていると24時頃になりました。今は業者委託?で看板を外しに行かないし、案内板なども廃校になった近くの小学校後に置かせてもらえるようになって早く帰れるようになりました。しかも、レンタカーで来た者は閉店までに車を返さないと料金が上がるため先に返してもらえます。法定速度内で急いで走って帰り閉店に間に合いました。
年を取ったせいか今までで一番疲れたお手伝いでした。
脚に自信のある変態さん、逝ってしまっている人などなど、来年グランフォンドin吉野でお会いしましょう。
実行委員のS氏は、完走率が70%台になって面白くないから逆回りにしたのに、それでも完走率が高いから面白くないそうです。もっと難しいコースに変えたいらしいですよ。
私は走りませんから
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